作品ジャンルというのは世の中にたくさん分かれているのに、少女マンガ雑誌に載っていた作品はとりあえずひとくくりにまず少女漫画という枠に入った後、その中でジャンル分けがなされるような気がします。そのジャンルの枠結構無限では、ファンタジーもSFも事件に妖怪やお化け、超能力、歴史、恋愛、学園、スポーツなど色々あります。少女漫画というと代表的にはふわふわキラキラドキドキのイメージですが、案外横にも縦にも広くて深くてかなり楽しめます。
赤石路代先生と言えばマンが好きならまず知っている有名な作家さんです。特に「P.A.(プライベートアクトレス)」は大人気の作品でドラマ化もされましたので、知っている方が多いかと思います。今回赤石路代先生の作品をご紹介するにあたって名作が多くて決めるのが難しかったです。どれもこれも面白いですし、ドラマ性が強いからです。事件的なエッセンスがあるものが多くひとつひとつとても読みごたえがあって面白いです。どれをご紹介しようか考えた結果、まずは自分的に先に衝撃的な作品だった2つをご紹介します。
姫100%
事件物です。何と言っても主人公の姫ちゃんがカッコいいです。バイクに乗っていてカラスを連れています。そして強い。インパクトがありますよね。事件を追う話で危ない目にもあいますし、大きな組織も出てきます、色々な真実が見えてきて物語に引き込まれていきます。赤石先生の独特な人物線の感じは少し硬さがあるところが個性的で好きです。こういうの少女マンガであるんだ!という作品です。表紙だけ見ると姫ちゃんの可愛さしかわからないんですが、内容は事件です。全4巻ですが十分すぎる内容が盛り込まれていると思います。
天よりも星よりも
転生ものです。私の人生で一番最初に衝撃を受けた転生ものなんじゃないかなと思います。転生もので超能力ものです。こういうのティーンは好きですよね。私も夢中で読んだ覚えがあります。生まれ変わりで前世に由来した能力を持っているのですが、そう言うのついつい魅力を感じてしまいますよね。歴史上の有名な人物名が出てきたりするので子供心を擽りました。全8巻だったのですね、もっとたっぷりの物語を読んだような記憶でした。
姫100%も天よりも星よりもも非常にドラマ性のある作品です。けど全然違う分類がしたくなる作品です。(姫100%には超能力や転生は出てきませんし)どちらを先に読んで頂いてもテイストが違うので違った感じで両方面白いです。
おすすめマンガ
オススメまんがのの記事を書くようになって、一人の作家さんに対してお気に入りの作品が決して一つじゃないので困ってます。とにかく推したいもの!とは思っていますが、同じ作家さんが出しているお気に入りが複数あることの方が多いことに気が付きました。1回目からなんとなく気がついてはいましたがもう少しうまくわかりやすくご紹介したいものです。なんかちょっとご紹介の仕方を少しずつ変えるかなにかしようと思います。世の中には素晴らしいまんががたくさんあって困っちゃいますね。いや、困りませんね。幸せです。