秀良子先生・おしゃべりは。朝ごはんのあとで。オススメごはんマンガ2

ごはんマンガ紹介の第二弾です!

ごはんマンガ、いいですよね。漫画家さんってすごい!と改めて思わされるのがごはんマンガです。おいしそうなご飯を描きながら、エピソードやキャラクターでも面白さを見せてくれる。すごい。

おしゃべりは、朝ごはんのあとで。


↑電子版です


↑紙版です

秀良子先生です!さっくりとした絵柄の中にドンとくる内容。視点や空気感の表現が素晴らしい漫画家さんですが、この「おしゃべりは、朝ごはんのあとで。」というごはんマンガは本当に気軽に手に取るのに良い作品だと思います。

エッセイマンガでもあるので、あちこち行かれたエピソードや同行者の方のキャラクターややり取りなども楽しく読めます。そして読んでいると秀良子先生が可愛く思えてきます。(表紙の真ん中辺にいるフォークに乗っているのが先生です)描かれている先生のキャラクターの雰囲気が良くてそう思えてしまうのです。先生、お馬さんが好きなんだぁ…とかですね、知ることが出来ます。

さっくりした絵柄でコミカルに毎回ごはんやお店、町やキャラクターを紹介されているので、とても読みやすく何度も読み返しちゃいます。


↑電子版2巻です

そうです、2巻まで出ています。何巻でも続けて欲しいなぁと読み手としては思ってしまうのですが、2巻で終わりかもしれません。(サイトによっては全2巻と書いてあるので)少し前の作品になるのですが3巻が出る様子がないので、やっぱり終わりなのでしょうか、残念。

私はごはんマンガが好きなのと同時にエッセイマンガも好きです。今回の作品はどちらも兼ねていて私としては2倍楽しい作品になっています。エッセイマンガって普段素晴らしい作品を生み出してくださる作家さん自身のことを知れるありがたい機会であるのは当然ですが、同時に先生を取り巻く周囲の方々のキャラクターを知れますよね。この作品ですと先生の担当さんがほぼ毎回出て来るので担当さんのことも知ることが出来ます。担当さんも先生同様可愛らしいキャラクターです。

1巻2巻共に先生があちこちに行って食べたごはんやエピソードを描かれていて、そのどれもそれぞれに魅力がありますが、私が一番印象に残っているのは2巻の最終章NY編です。これはごはんとは関係なくなってしまうのですが、先生がNYを選んだ理由に「ああー!」となりました。市立図書館…私も行ってみたい…。

もし私がエッセイマンガの紹介を描き始めても、この作品が候補に挙がったと思います。なのでこの作品はお勧めのエッセイごはんマンガです!

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