アラフォーではじめての投資

アラフォーになって初めて投資というものに手を出しました。投資に対して持っていたイメージはお金持ちがやるもの、ギャンブル、リスクが高いというものです。大まかに今でもすごく間違っていたとは思っていないのですが、お金持ちがやるもの、という点だけはわたしがやっている以上そうとは言い切れないかなという感じです。

私は中小企業に勤める会社員です。40歳台になっていますが大した役職でもなく、年収だけで言うとここ数年は下がっていたりもします。月給が減ったというよりは残業代とかボーナスとかの問題です。アラフォーになると定年というものが見えてくるようになり、貯金などを見直しはじめたりもします。(もっと早くやっている人もいると思いますが)

私はずっとあるだけお金を使うタイプだったので貯金などは年齢にはとても見合っているとは言えない金額しかありませんでした。「うん、これはまずい」ようやく気が付いたのは老後二千万問題なんて言葉がテレビなどで流れてくるようになったせいです。

そしてYoutubeで出会った動画から影響を受け、投資やお金に対してのマインドが少しずつ変わっていきました。とはいえなかなか行動に踏み出すことができない性格の私はそのまま何か月も時間だけが過ぎ、2019年11月にようやく証券口座を作りました。銀行口座とゆうちょ口座しか持っていなかった私が証券口座を持ったのです。

私が最初に作った証券口座

 ・楽天証券

つみたてNISA開始

申し込みの諸々に無駄に時間をかけてしまったこともあり、少し時間を置いて2020年1月につみたてNISAをスタートしました。なんだかよくわからないけどスタートしたという感じです。つみたてNISAと言えばある程度ほったらかし対応可能な老後資金作りのためのシステムで(定期的な見直しは必要)、無知な私には向いているなと思いました。

私が投資したのはインデックス投資と呼ばれるもので、つみたてNISAではそれしかやっていません。これでいいのかわからないまま始めたつみたてNISAは最初は動きが殆どなく(そりゃそうだ)投資した実感のないまま日にちだけが過ぎて行きました。そうして2年経った今はそれなりにプラスで動いてくれています。貯金をしていたらこれだけのプラスは絶対につかないという金額が付くので持っているお金の一部は寝かせず働かせるのってありなんだなぁと思いました。(失敗するリスクもあります)

私が積立したインデックス投資

 ・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 ・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)

米国だけかーい!です。全世界でも米国でも大きな違いがなさそうだったので勢いのある方にしてみました。じゃあ2ファンドに分けなくて良かったじゃん、これ分散じゃないよね?と今なら思うのですが、最初は手探りなのでこんなもんです。

インデックス投資なんかは特に出来るだけ早くやっていおいたほうが良いのでもう少し若い時に知れる機会があったらなぁと頭を過ることもありますが、今知れてはじめられたのはラッキーだ!と思うようにしています。出来なかったことを思えば出来るようになっている今がベターなのです。

気になる外国ETF

これも手を出しました。といっても所持金が少ないので走りは5株だけ。今見ると値段が結構違いますね。少株買いの私に言われたくはないでしょうが。

私の買った米国ETF

 ・SPYD

 ・AG

最初の分配金はいくらだったかな100円もなかったように思います。50円くらいだったかな。今でも何百円の枠から出ることはない程度です。AGGは毎月、SPYDは三か月に一度お駄賃を貰っている感じです。不労所得とはまだまだ呼べません。でも小さな一歩です。

老後資金を貯めながらおこづかいもちょっと欲しい

こんな気持ちを持っている私は今後も老後資金用のインデックス投資と配当金のある投資をし続けていくと思います。投資をやる以上リスクがあることは必ず念頭に置きながら、お金について色々と考えていきたいと思います。お金持ちとは程遠い私なのでコツコツちょっとずつ、です。

今は日本の高配当株にもちょびっと手を出しています。ただ資金がないのでいわゆる単元未満株・S株・ミニ株と呼ばれる1株から買える仕組みを活用しています。(そうじゃないとたとえば100株単位とかじゃないと株が買えなかったりします。1株が2,000円でも100株となると20万とかになっちゃうわけです。←絶対買えない)「お金はないけど日本の高配当株やってみたい!」と思いたった私ですが、「まてよ…確か楽天証券じゃできないよね?」と気が付いたので新たにSBI証券に口座を作りました。一つ作ってしまえばふたつ目への抵抗はさほどなくさくっと証券口座を作りました。

証券口座を作るならネット証券!手数料がとにかく安い、と言うのは今や結構浸透してきていると思うのですが、それぞれに推せるメリットが違ったりします。楽天証券は楽天会員ならばまずポイント倍率が上がりますし(ポイントもつく)、なによりサイトがめっちゃ見やすい。操作もしやすい。SBI証券は、S株購入が出来て、TポイントやPontaポイントと連携できます。サイトなどは見慣れれば問題ないです。前は積立できなかった米国ETFのつみたてが楽天証券で最近できるようになったりしたので、そのうち楽天でもS株購入できるようになるかもしれませんね。

私程度の資金では米国高配当ETFや日本高配当株投資をやる意味がないと思う方もいるかもしれません。けど人間やってみないとわからなかったことがあると思います。損するかもしれないし、得するかもしれないし、案外結構ダメージを受けるかもしれない。私ビビりなのに。そう、ビビりだからこそ保険もかけました。親切な動画配信者の方、いわゆる投資の大先輩からのアドバイスを守ってまずは貯金を確保しました。半年分のお給料が貯金口座にあるようにしてあります。生活防衛資金と呼ばれるものですね。それを確保してから少額ではありますが投資をはじめました。この生活防衛資金の額も今後少しずつ増やしていきたいと思います。

出費の見直し

これは投資関係なくすべきことでありました。長い間放置していたいわゆるサブスク(月払い等の定額サービス)がどれだけあったことか!4~5個解約しました。ひとつひとつは月550円や330円などですが一年トータルするとそこそこあります。電気やガス、スマホの見直しもしたいところでしたがまだ動けていません。ただ生命保険は解約しました。月の大きな出費がこれで一つなくなりました。でも医療保険はそのままだったりします。まだまだ見直せる部分はあると思うですが、なかなか全部は手出しができない私です。

けどこれらが投資に回せるお金になりました。

ちょうどタイミングが合った

コロナ禍と呼ばれる頃とタイミングが合ったこともあり、投資を開始することが出来たように思います。私は一年の間に何度か別の都市に日帰りや泊りで遊びに行く生活をしていましたので、遠出が出来なくなったことで確実に出費が減りました。大好きな外食の頻度も減りました。といってももともと通販をするタイプだったので出かける機会が減った分、通販する回数や金額が増えてしまいました。なのでトータルの出費は少し減った程度になります。でもその減った分のお金をつみたてNISAや投資に回せるようになり私の投資デビューが叶ったということです。

感染に怯える状況は嫌ですが、そんな中少しは前向きに動けていることがあるとしたらそれは何かを得られたということかなと思えます。

現在会社員の私は、月に入ってくるお給料は毎年ほとんど変わりません。そもそも昇給もかなり微々たるものですし、年収だけで言えば毎年少しずつ減っていたりもします。浪費家な面もあり、老後の資金作りの未来が明るいとはとても言えない私です。(借金はないのでそれは良かったと思います)老後のお金の心配をしつつも、何をすればいいのかわからず毎日過ごすのは気が重いばかりです。何もしないよりは何かしたほうが良い。わかっていても何をすればいいのかわからない人の方が多いと思います。

私は行動力があるわけではないですが、全く動かない方でもありません。今回老後二千万円問題というワードやYoutubeで出会った動画で動き出すきっかけや動き出す方法を知ることが出来ました。ちょっとずつ、ゆっくりではありますが動きだせたことを今はいいことだと思って続けています。

多くの人はお金持ちじゃないし、お金のことや老後のことで明るい未来を描ける人は少ないような気がします。私も投資をはじめてたった二年、解決できる結果は出せてはいませんが不安を少し薄くする入り口には入れたと思っています。投資にリスクはつきものですので、これが必ず良い方向になるとは限りませんが貯金をしつつ投資という挑戦もする。そうやって動き出してみないとわからない結果があると思いますので、私は頑張って続けて行こうと思います。

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