日本、いや、世界でも相当数の認知を受けているポケモンことポケットモンスター。ゲームをやったことがなくても、アニメを見たことがなくても、ポケモンというワードだったりピカチュウの絵柄を見れば「知ってる!」と思う方が多いのではないでしょうか。
ポケモンが世間にじわじわと認知はじめた頃、私はまだ子供と言える年齢でしたがゲームをしていない子どもでした。なのでポケモンのゲームに関してはアラフォーになるまで触れて来なかったのです。ただ、アニメが始まった頃はアニメを見る機会がありましたので、主人公のサトシくん、カスミちゃん、タケシくん、オーキド博士にロケット団、この辺りなら今でもわかります。
とは言え熱心にポケモンを見ていたわけではないので私のポケモンの知識は非常にちっぽけなものです。が、何せあのポケモンです。意識しなくても街中やテレビで自然と入ってくる情報もあり、また映画やるんだとか、あんなポケモンがいるんだとか、そう言ったことを知る機会は長年の間で幾度もありました。ビジュアルで引かれたりすると名前を覚えていたりすることもあって、例えばイーブイの進化がどうやら複数あるということもなんとなく知っていたりしました。(8種もあるんですね。しかも全部可愛い)
ひとめ惚れした宣伝動画ソード&シールド
ポケモンのことを知っているなんてとても自信を持って言えるわけでもない私が、なぜポケモンに触れるようになったか。それは本当にただの偶然です。
2019年12月、友達二人と道を歩いていました。目的は多分ごはん屋さんに向かっているとかそんな感じだったと思います。たまたま電気屋さんの前を通り過ぎる時に、「ポケモンソード&シールド」の映像が店前のモニターに映し出されていました。良くあるゲームの宣伝用だったと思います。私は大人になった今でもそんなにゲームには通じていなくて、マンガやアニメに触れるよりもかなり低い接触レベルしかないまま生きてきました。
3~4メートル先に進んだ友達二人が振り返ってこちらを不思議そうに見ていました。なぜなら私が足を止めてモニターに釘付けになっていたからです。目が離せませんでした。何にそんなに惹かれたの?と聞かれれば風景とキャラクターのビジュアルだと思います。今もそこには強い魅力を感じています。
そもそもポケモンのゲームをひとつも体験したことがない私ですので、ソード&シールド(略して剣盾と書かせてください)を見て私のイメージていたポケモンのゲームとはだいぶ印象が違っていたことにも衝撃を受けました。
ファミコンやスーパーファミコン、(最初の)プレステを友達がやってるところを数回だけ見たことがあった程度の私ですが、生活していればTVCMなんかでゲームの画像を見る機会があります。なので今のゲームのクオリティの高さを少しは理解しているつもりですので、剣盾の映像がまるで映画のようだ!とか現実と大差ない!とかすごいCGの集大成だ!みたいなそういう感動ではなくて、なんというかもう素直に素敵な街並み、魅力的なキャラクターのビジュアルや動きが、ただただ私の何かのスイッチを押したんだと思います。
ポケモンゲットだぜ
ひとめ惚れしてからしばらくして、剣盾が面白い!という情報が私のTwitterなどに流れてくるようになりました。2019年の11月に発売しているので、購入してそれなりに楽しんだ方やクリアされた方が感想なんかを発信するようになったんだと思います。私はオタクと呼ばれる枠に足を突っ込んでいますので、そういった情報がタイムライン上に流れてくることがあります。
しかしですね、あんなに運命的な出会いをしたにもかかわらず年末年始のあれこれなんかでそのことが頭から抜けていた私は、2か月は過ぎたタイムラインを見て再び「今のポケモンがすごくいいらしい」という情報を見て、ポケモンを認知したと思い始めるわけです。(これはゲームをし始めて私がポケモンの面白さを友達に話した時、「去年の年末に電気屋さんの前で画面見ながら動かなかった時のだよね?」と言われてようやくそのことを思い出しました。私、記憶力ないのかな。)
御察しの通り、そろそろコロナと呼ばれていたが新型コロナ感染症(COVID-19)が日本にやってきたころです。 テレワークと言うワードがあちこちで聞かれるようになり、感染対策、ステイホーム、まだまだ何もわからないけれどとにかく気を付けようと動いていた頃です。 そして同じくして超人気作となった「あつまれ どうぶつの森」(略してあつ森と書かせてください)が発売された頃です。
剣盾が面白いらしい、という情報を持っていなくても、あの頃の任天堂はすごかったことはさすがの私でも知っていたと思います。ゲームをするゲーム本体Niontendo Switchが手に入らなかったのです。みんながSwitchをこぞって欲しがったのです。理由はいろいろあると思いますが、在宅勤務や休校、感染症対策などにより、家にいる時間が増えたこと、人気シリーズだったあつ森の発売があったこと、しかもそのあつ森が普段ゲームをやらない層にも圧倒的に支持を受けたことなども要因の一つだったんじゃないかと思います。私の職場仲間でもあの頃Switchを購入した人が私を含めて4人はいます。
剣盾のゲームをするためのソフトはSwitchを手にする前に先に買いました。しかしゲーム機本体であるSwitchが手に入らなければゲームを楽しむことはできません。ネットのリアルタイム検索などを利用して、今販売があるという通販サイトにすぐにスマホでアクセスして購入の戦いに挑みました。 会社員でテレワークをしていない私は平日の昼間に販売が始まると買うことはできません。 何度も何度も負けつつ、タイミングを逃しつつ、何日もかかってようやく購入することが出来ました!私が購入したのはSwitch Liteです。色なんて選べるような状況ではなかったのでとにかく買えるものを!と購入しました。
この時のノウハウを生かして(?)、職場仲間の二人のSwitchもゲットできるようになりました。(定価で販売されているちゃんとした通販サイトです)
かっこいい、そしてすごい
ついに始めたポケットモンスターソード&シールド。ゲーム初心者の私にも本当にやりやすいゲームでした。シリーズを通してやっている人にはもちろん、子供でも、超初心者の大人でも、きっちり操作が出来るし楽しめる。
ああ、これがポケモンのすごい所なんだ、そう思いました。ただただゲームを進めるだけなら、本当に誰にでもできます。難しい操作だったり、いくつものボタンを一斉に押さなきゃいけなかったり、素早い操作が必要だったり、そういうのがないのです。けれど同時に図鑑を完成させたり、育成や個体のことを考えてあれこれ深堀したり研究したり、追求していくことも出来るゲームなのです。さすがポケモン。
ビジュアルに関しては本当に期待どおりでした。魅力的な街やキャラクターを自分の手の中の画面で見ることが出来たことは、Switch購入を頑張ってよかったなぁとしみじみ思えます。そして剣盾を始めたことで知ったポケモンがたくさんいます。沢山のお気に入りポケモンも出来ました。ぬいぐるみもいくつか買ってしまいました。ゲームを始める前に見て、そのかわいさに絶対ぬいぐるみ買おう、と思っていたのはウール―です。そしてビジュアルで虜になったのがエレズン。かわいい。可愛すぎる。おむつぽけもんですよ。いえ、うそです、あかごポケモンです。でも私はおむつポケモンと呼んでいます。どの方向から見てもかわいい。エレズン、覚えて帰ってください。
エレズンからのストリンダー
エレズンの可愛さは静止画で見ても伝わると思うのですが、エレズンは戦ってる最中、技を出す時も本当に可愛いです。赤ちゃんなんです全てが。ぽこぽこぽこぽこってやるんです。(ぜひ見て頂きたい)本当に可愛いです。可愛いので絶対に倒させません。
エレズンの可愛さは見て頂ければわかると思うのですが、エレズンは進化後ストリンダーになります。最初エレズンにひとめ惚れしてネットで調べた時ストリンダーに進化した姿を見て「あらら、ずいぶんとんがっちゃうんだな」と思っていたんです。ベイビイの時と大分違うなぁ、って思ってたんです。思ってたんですよ、手持ちに加えて進化させるまでは。
見た目とんがってるのにめっちゃかわいい。これが私のストリンダーの印象です。これは手持ちにした子に対しての欲目というか愛情の度合いの問題だと思います。手持ちが可愛くて仕方ない、ゲームをするとそう思う人が多いと思います。それも発見でした。私のおすすめで剣盾を始めてくれた友達も自分の手持ちの可愛さを私に語っていましたので、多分そう言う効果があるんだと思います。トレーナーと手持ちポケモンには。
ストリンダーには二つの進化の姿があります。ハイなすがたとローなすがたというのがあり、少しだけビジュアルが違います。でもどっちもかっこよくて可愛いです。エレズンのぬいぐるみと共にストリンダーのぬいぐるみも購入しました。(手持ちがハイだったので、ハイなすがたのぬいぐるみです)
チャンピオン、ジムリーダー、ライバルそしてガラル
剣盾のキャラクターたちのビジュアルはどれも素晴らしいと思います。シリーズをひとつもやってこなかった私に何がわかると突っ込みたくなりますが、でも本当にいいと思います。ジムリーダー一斉の登場シーンはカッコ良過ぎて倒れるかと思いました。何度でも動画で見たい剣盾の名シーンに加えたい。そしてチャンピオンのビジュアル、これはもう、え?天才?としか言いようがありません。このチャンピオンのビジュアル、やりすぎている様でやりすぎていないんです。絶妙。そしてライバルたちもみんな素晴らしいビジュアルとキャラクターの持ち主です。
剣盾の舞台であるガラル地方の各街も魅力的で、それぞれ個性があって面白い。そして何種かのポケモンたちはガラルのすがたというリージョンフォームを楽しむことが出来ます。(もともと存在するポケモンですが、ガラル地方独特の姿やタイプをしている状態です。ちょっとだけ色が違う場合からかなり見た目が変わっていることもあります。)さほどポケモン知識のない私でも、あれ?なんか違うぞ?とわかるのが超有名ポケモン、ニャースのリージョンフォームです。アニメの印象が強いロケット団のニャース、ガラルのすがたは見慣れたニャースの姿がよりももっこりふわふわになっています。(どっちもかわいい)
私は剣盾しかやっていないのでガラルの姿で覚えてしまっているポケモンもいるのですが、そうじゃない姿を見た時にこれは特定層にガラルの姿がダントツ人気なのでは?!と思ったのがガラルポニータです!ぜひ見て頂きたい。そして通常のポニータとガラルポニータを比べてみて欲しい。ガラルポニータはまさにゆめかわ!ゆめかわなポケモンです!
そもそも通常のポニータも可愛いのですが、ガラルポニータはえ、どうしたの?ってくらい可愛くなっています。タイプも通常のポニータと変えてあるのも頷ける感じです。ガラルポニータが可愛いので、私はラバーリールキーホルダーを買いました。お気に入りです。
さて、ここまで読んで頂ければわかりますが浅く薄っぺらい感じの知識と感想しか書いておりません。ポケモンは歴史ある作品で、世界で愛されるシリーズの続く作品です。ゲームでもアニメでもマンガでもその他もろもろで世界中の人が大好きな作品です。そんな作品にアラフォーの私が初めてちゃんと触れてみた時のただ素直に好きだなと思った気持ちを書き記しました。
アニメ版ポケットモンスターではガラル地方をサトシくんが訪れてくれていましたし、剣盾のキャラクターが登場しました。嬉しいですね!そしてYoutubeで公開された剣盾のオリジナルアニメ「薄明の翼」!素晴らしいアニメでした。(ポケモンセンターでお買い物をして特典でもらえるDVDをゲットするほど良かったです)ポケットモンスターソード&シールドに触れられて、私のポケモン世界が少しだけ広がりましたし、自分でも今ポケモン?と驚いてしまう状態を迎えましたが、それだけポケモンや剣盾に大きな魅力があったのだと思います。さすがポケモンです。
私の拙い文章力ではあまり魅力が伝わっていないかもしれませんが、一つだけ言わせてください。ぬいぐるみとかグッズとかそんなに買うタイプではないんです。本当は。